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アマゾン、格安アプリ「Amazon Bazaar」を台湾や中東・南米に拡大

Amazonは、格安販売の独立したスマートフォン向けショッピングアプリ「Amazon Bazaar」の展開エリアを新たに14地域に拡大する。今後数カ月でさらに追加される予定。

Amazon Bazaarは、すでに日本でも展開されている「Amazon Haul」と同様の、スマートフォン専用の格安ショッピングアプリ。ファッション、家庭用品、ライフスタイルなどのカテゴリーを中心に取り扱い、10ドル以下の価格帯が中心。「SHEIN」や「Temu」などに対抗する内容になっている。

展開エリアに合わせて名称が使い分けられており、Amazon Haulは米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本、オーストラリアで展開。Amazon Bazaarはメキシコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦で展開されているが、今回新たに香港、フィリピン、台湾、クウェート、カタール、バーレーン、オマーン、ペルー、エクアドル、アルゼンチン、コスタリカ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、ナイジェリアが追加される。

Amazon Bazaarは、一定金額以上は送料無料、初回注文は半額など割引施策の充実、ソーシャルメディアを活用したプロモーション、15日以内は無料の返品が可能といった点が特徴。また、すべての製品はAmazonのコンプライアンスチェックを受け、ユーザーは安全で規制やポリシーをクリアした商品を手にでき、安心してショッピングできるとしている。