ニュース
EcoFlow、1000Whクラス世界最小ポタ電「DELTA 3 1000 Air」 Ultraも登場
2025年10月30日 18:56
EcoFlow Technology Japanは10月30日、ポータブル電源と車載充電器の新モデル計5製品を発表した。ポータブル電源「DELTA 3 1000 Air」「DELTA 3 Ultra」「DELTA 3 Ultra Plus」に加え、車載充電器「Alternator Charger 600」「Alternator Charger Plus 1000」をラインアップし、価格は87,700円~369,800円。
店頭または各ECサイトで購入できる。
- DELTA 3 1000 Air:87,700円(11月6日予約開始、11月15日発売)
- DELTA 3 Ultra:349,800円(11月6日発売)
- DELTA 3 Ultra Plus:369,800円(11月6日発売)
- Alternator Charger 600:99,000円(11月6日発売)
- Alternator Charger Plus 1000:99,000円(11月6日発売)
世界最小・最軽クラス「DELTA 3 1000 Air」
DELTA 3 1000 Airは、容量960Whで1,000Whクラスのポータブル電源としては世界最小・最軽を謳う。
重量は10kgで、従来比約30%の小型・軽量化を実現するほか、フラットな本体設計のため、横置き利用にも対応する。小型軽量のため、持ち運びやすく、省スペースで長時間使用できるポータブル電源として、アウトドアや防災など幅広いシーンでの活用を狙う。プラスチックの難燃性を評価する基準についても、もっとも厳しい「UL94-5VA」に準拠。EV技術由来の「Cell to Chassis(セル・トゥ・シャーシ)」構造やバッテリーマネジメントシステム(BMS)を備え、高い安全性と堅牢性を追求している。
定格出力は500W(X-Boost 800W)でテレビ8時間、小型ケトル1.2時間など800W家電の電力供給に対応する。ソーラーパネルや車両からの充電にも対応し、最短2.1時間でフル充電可能。サイズ/重量は220×223×263mm/約10kg、AC出力 500W、DC出力 USB-C(18W×1)、USB-A(12W×1)、バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンを採用する。
簡易家庭用蓄電池として機能する「DELTA 3 Ultra / Ultra Plus」
DELTA 3 Ultra、DELTA 3 Ultra Plusは、家庭用特定電力ソリューションに選択肢を与えるモデルとして展開する。両製品ともに3,072Whのバッテリー容量で定格出力は3,000W(X-Boost 6000W)。例えば、家庭の分電盤と接続することで、簡易的な特定負荷型蓄電池のように利用できる。
DELTA 3 Ultra Plus特有の機能に、バッテリー拡張とAC分割制御がある。エクストラバッテリー (拡張バッテリー)と組み合わせることで、最大11,264Whまで拡張できる。AC出力は2系統に分かれており、用途に応じた電力制御が可能。系統ごとに優先度を付けられるため、停電時などに優先度が高い家電などに自動で割り振れる。
両製品ともに家庭用コンセントでの充電のほか、ソーラーパネルや車両からのオルタネーター充電にも対応し、DELTA 3 Ultra Plusの場合は最短で2.6時間でフル充電可能。
サイズ/重量は、DELTA 3 Ultraが626×328×395mm/約32.7kg、DELTA 3 Ultra Plusが613×328×395mm/約33.7kg。出力関連は両製品共通でAC出力 最大2000W×4、最大4000W×1、USB-C(140W×1、45W×2)、USB-A(18W×1)、シガーソケット(126W×1)、アンダーソン(378W×1)、バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンを採用する。
さらに車載充電器のAlternator Charger 600、Alternator Charger Plus 1000も発表された。Alternator Charger Plus 1000は最大1,000Wの高出力に対応し、1時間で1,000Wh充電できる。また、ソーラーパネルからの直接入力(最大300W)にも対応。ソーラー電力を活用して車両側のメインバッテリーへの逆充電も可能となるため、停車中でも急速充電を維持できるとしている。Alternator Charger 600は既製品のAlternator Charger 500の後継モデルで最大600Wで充電できる。






