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JR東、大宮の線路敷にサウナ・キャンプ・BBQ施設「リトデポ」
2025年10月22日 13:28
JR東日本とジェイアール東日本都市開発は、大宮駅西口から徒歩7分の場所に、サウナ・キャンプ・BBQを線路敷で楽しめる複合アウトドア施設「リトルリトリートデポ」(通称「リトデポ」)を、11月29日に開業する。
JR東日本の旧・大宮運転区で使用していた廃レールや点検設備を景観に活かした施設。隣を走る在来線・新幹線を眺めながらアウトドアを楽しめることも特徴としている。
コンセプトは「リトルリトリート」。疲れたココロやカラダを気軽に癒し、リフレッシュできる場を都心の近くに創出することをテーマに、車両メンテナンスを行なっていた車両の整備車庫(デポ)を、人のココロとカラダのメンテナンススポットとした。
施設は、アウトドアサウナ、デイキャンプ・BBQ、イベントエリアで構成される。
サウナは、7種類の異なるサウナ小屋を屋外エリアに設置。ストーブも薪・電気・スチームと異なるラインナップを取り揃え、一度で複数のサウナ体験ができる。設置されるサウナ小屋は販売可能な商品で、「サウナ版・住宅展示場」としての役割も担う。そのほか、水風呂やととのいスペースも用意する。
利用方法は、ふらっと立ち寄れる「フリー」と、エリア全てを独占できる「全体貸切」を用意。サウナは水着着用による男女共用で、中学生以上が利用できる。なお、26年春ごろまではサウナ小屋は6種類。また、全体貸切は26年春以降提供予定。
デイキャンプ・BBQについては「キャンプ練習場campass」をオープン。「新たな日常の入り口」をスローガンに、秋葉原の高架下に1号店を展開しており、キャンプを中心としたアウトドアに気軽に挑戦できる場として、キャンプ初心者からタイパ重視のキャンパー、BBQ目的のユーザーに利用されているという。
2号店の大宮店では、「線路脇の廃線跡地」という非日常空間で、炭火や焚火も楽しめるキャンプ場を展開する。なお、秋葉原店はリニューアルのため、11月9日の営業をもって一時休業予定。
イベントエリアは施設入口の象徴的な機関車庫前に設置。広さは約600m2で、リトデポとしてのイベントのほか、貸出可能なスペースとして運営する。開業後はキッチンカーの出店や、線路を活用した鉄道関連イベントを実施予定。
所在地は埼玉県さいたま市中央区上落合9丁目7番3号。営業時間は11時~21時。






