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テント・車内用の一酸化炭素アラーム エレコム
2025年10月21日 16:32
エレコムは、「NESTOUT」シリーズの新製品として、キャンプなどのアウトドアシーンに特化した一酸化炭素アラーム2製品を発売した。同社直販サイトでの価格は、「3in1」(OD-NESTCOM1BK)が16,980円、「ベーシック」(OD-NESTCOS1BK)が9,980円。
炭火やストーブ、発電機などから発生する一酸化炭素(CO)を検知し、アラームで知らせて一酸化炭素中毒を未然に防ぐための機器。テントやタープ、車内といった、アウトドアシーンで使うことに特化したデザインを採用する。
ラインナップは2機種用意されており、IP54の防水・防塵性能と温度計・湿度計を搭載した「3in1」(OD-NESTCOM1BK)と、COセンサーのみを搭載する「ベーシック」(OD-NESTCOS1BK)の2種類。
ベーシック
センサーには、ガスセンサーのシェア世界トップクラスというフィガロ技研の日本製・高性能センサーを搭載。環境の湿度変化に強く、CO以外の気体には誤反応しにくい高い安定性を実現した。
量産品に全数検査が実施され、実際の一酸化炭素を用いて感度調整と表示値の検査が行なわれる。気温や経年劣化、電池電圧の変動を調整する高精度補正機能が搭載され、アウトドア環境で正確な表示が可能。センサーの故障を検出しアラートで知らせる「自己診断機能」も搭載される。
一酸化炭素濃度の測定可能範囲は0ppm~999ppmで、最小単位は1ppm。精度は±10%。一酸化炭素濃度50~99ppmが15分以上継続、または100ppm以上になると「注意」の警告表示、200ppm以上で「危険」の警告表示になる。動作時の環境条件は、温度が-10℃~50℃、湿度が10%RH~90%RH。
電源は本体に内蔵される充電式リチウムイオンバッテリー。USB Type-Cで充電し、1回の満充電で約5日間稼働する。充電時間は約2.5時間。
いずれも屋外での使用に配慮し、視認性の高いバックライト付き液晶を採用。アラーム音量は3段階(大・小・ミュート)を選択できる。
「3in1」の大きさは約53×22×92mm(幅×奥行×高)、重さは約88g。「ベーシック」の大きさは約49×22×92mm(幅×奥行×高)、重さは約62g。
















