YouTube、うつ病などメンタルヘルスの動画を検索時に表示

YouTubeは、うつ病や摂食障害などメンタルヘルスとウェルビーイングに関するコンテンツを、青少年専用にまとめて表示する機能を追加した。日本、米国、英国、フランス、ドイツなどで、今後数週間で順次展開する。

うつ病、不安症、ADHD、摂食障害などのメンタルヘルスとウェルビーイングのトピックについて検索すると、信頼できる情報源から動画を集めたセクションが表示されるようになる。青少年の成長段階に適した、信頼できる情報を簡単に見つけられるようにすることを目的としている。

動画に必要な要素は、「青少年向け・エビデンスに基づいている・興味を引くもの」としており、世界中の専門機関と協力して制作。

動画制作に協力した国立健康危機管理研究機構 国立国府台医療センターは、今回の取り組みについて「悩んでいる10代を一人にしない。その思いで専門家と共に『摂食障害』『うつ病』『不安症』『神経発達症』『自殺』に関する動画を制作しました。若者にとって最も身近なプラットフォームであるYouTube が、専門的な医療への確かな『架け橋』となることを切に願っています」とコメントしている。