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渋谷区笹塚に28階建て大型マンション「パークタワー渋谷笹塚」

パークタワー渋谷笹塚 模型

三井不動産レジデンシャルは、笹塚駅南口エリアで開発を進ていめる、住・商・業・育が一体となった複合レジデンス「パークタワー渋谷笹塚」の第2期販売を10月上旬に開始する。同社はパークタワー渋谷笹塚のレジデンシャルサロン「ササハタサロン」のプレス内覧会を実施した。

パークタワー渋谷笹塚は、「笹塚駅南口地区まちづくり構想」の中の1街区に建設される総戸数659戸の大規模レジデンス。規模は地上28階・地下1階で、住宅のほか、商業施設・事務所・子育て支援施設が整備される。商業施設のテナントは未定。渋谷区の開発協議のもと建てられるマンションであり、渋谷区の要件にある「賑わいに寄与するテナント」を基準に今後決定する。竣工は2027年12月下旬予定。

パークタワー渋谷笹塚 完成予想CG
エントランスホール
エレベーターホール
建設現場の様子

所在地は東京都渋谷区笹塚1丁目50-1(地番)、アクセスは京王線 笹塚駅から徒歩4分。直線距離で新宿駅から3.1km圏、渋谷駅から3.3km圏と、都心のターミナル駅からも近い立地となる。

定期借地権付きマンションであることも特徴。土地はオーナーから期限付きで借用し、購入者は建物だけを所有する仕組みで、購入時の負担を軽減できる。具体的には、笹塚の駅近のような好条件の土地を手放したくないオーナーの土地を、購入者は購入価格とは別に地代(賃料)を支払い利用する。そのため、初期費用を抑えることができる。

同地はかつて新宿中村屋の工場があった場所で、土地オーナーは新宿中村屋、敷地面積は8,153.83m2。購入者との間に三井不動産レジデンシャルが入り、サポートする。借地期間は法律で定められた50年より長い70年となっており、35年利用しても35年間の残存期間があることから、資産価値や運用性の面でもゆとりがあるとしている。

解体工事が進められていた頃の様子

間取りは1LDK~4LDK、専有面積は43.94m2~129.45m2。予定販売価格の例は、19階・1LDK・45.71m2で8,300万円台、16階・3LDK・70.2m2で1億5,900万円台、27階・3LDK・107.73m2で2億9,700万円台。いずれも月払賃料、月額解体準備積立金が必要となる。8,300万円台の物件の例では、月払賃料が1,250円、月額解体準備積立金が11,620円(いずれも予定)。

公開されたモデルルームの、20.1畳のLDK(価格例の物件とは異なる)

マンション周辺には広場やじゃぶじゃぶ池などを整備。また、共用部としてラウンジ・アウトドアライブラリー、プレイ&ワークラウンジ、パーティールーム、スカイテラス、ゲストルーム、コンシェルジュなどを用意する。

メインエントランス。高架下を通ってアクセスできるので雨に濡れない
広場
じゃぶじゃぶ池
外構
ラウンジ・アウトドアライブラリー
プレイ&ワークラウンジ
パーティールーム
スカイテラス
ゲストルーム
コンシェルジュ

立地は標高37mで、武蔵野台地の高台に位置することから、開放感のある眺望も特徴としている。

外観眺望イメージ
ササハタサロンがある駅前ビル8階からの南東方向の眺望。パークタワー渋谷笹塚とは東西で並ぶ位置のため、物件からの眺望は似たイメージとなる