千葉銀、「通帳アプリ」終了　「ちばぎんアプリ」で家族口座照会

千葉銀行は、2026年2月27をもって「通帳アプリ」サービスを終了する。同アプリの機能を提供する「ちばぎんアプリ」では、家族で口座残高や明細情報を共有できる「家族口座照会」機能を10月21日に追加する。

通帳アプリは紙の通帳に代わるデジタル通帳として提供してきたが、デジタルサービスの多様化やニーズの変化を踏まえ、サービスの一本化による利便性向上と機能強化を図り、「ちばぎんアプリ」へ機能を集約する。

ちばぎんアプリは通帳アプリの機能に加え、残高照会や振込、税金・各種料金の支払い、住所や電話番号変更などの各種変更手続き機能などを搭載している。

10月21日には新機能として「家族口座照会」を追加。家族で口座残高や明細情報を共有できるため、夫婦間での口座残高や貯蓄状況の共有、子供のお小遣い管理のサポートなど、家計管理に役立てられる。また、離れて暮らす両親や子供の口座の状況を確認できるため、安心につながるとしている。

家計口座照会のイメージ

情報共有の範囲は事前に登録した家族のみで、残高や入出金明細を確認できる。閲覧権限は任意で設定・解除が可能。

家族口座照会の利用条件は、ちばぎんアプリを利用している家族やパートナー。対象口座は普通預金、貯蓄預金、定期預金、積立定期預金。登録可能人数は5人。