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ファミマ、クレカ18年ぶり刷新 ポイントから“割引”に
2025年8月27日 16:22
ファミリーマートは、特典として請求時に割引するクレジットカード「ファミマカード」の新規入会受付を10月1日から開始する。既存の「ファミマTカード」は9月1日から特典内容が「ファミマカード」と同じ内容に切り替わる。
「ファミマカード」は、ファミリーマート店舗での決済に利用した場合、会計金額の3%が請求時に割引される。ファミマのアプリ「ファミペイ」とのファミペイ連携で、割引率は最大5%になる。割引はカード利用代金の請求時に適用され、レシートに割引金額は表示されない。
ファミリーマートでのタバコ、チケット類、Apple Payでの決済は1%割引。ファミペイチャージに利用した場合は割引の対象外だが、チャージ金額の0.5%分のファミマポイントが還元される。
ファミリーマート店舗以外の決済では、JCB加盟店での利用について、1%が請求時に割引される。
割引の対象外になるのは、電子マネー、WEBマネーチャージ(Edy/nanaco/au PAY等)、ETCカードの利用分、キャッシング、切手・各種ギフト券等の金券類、生損保等の各種保険料、サンリブ・マルショク店内利用分、ポケットカードトラベルセンター利用分。
ポイントより割引
「ポイント還元よりもおトクに」というユーザーの声を反映し、“割引”にフォーカスしたクレジットカード。ポケットカードと提携し提供され、ポイント還元を軸にしていた「ファミマTカード」から18年ぶりのリニューアルになる。ファミマは“ポイント経済圏”の乱立を指摘、ポイント還元ではなく割引により「お客さまにとって分かりやすく直接的なメリットを提供する」としている。
なお、これまで展開されていた「ファミマTカード」の特典は8月31日でサービスを終了する。既存会員は9月1日から上記「ファミマカード」の新特典に切り替わる。ファミマTカードは2007年から提供されており、発行枚数は460万枚超。



