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りそなHD、デジタルガレージを持分法適用会社に 決済など強化

りそなホールディングスは31日、デジタルガレージ(DG)の普通株式を追加取得し、DGを持分法適用関連会社とすると発表した。あわせて、決済ビジネス分野と新規事業開発分野を強化するための資本業務提携を締結した。

両社は2022年11月に開始した資本業務提携により、決済ソリューションなどを共同で展開してきたが、決済ビジネスの強化や新規事業開発に向けて、提携関係を強化する。りそなHDはオアシス(Oasis Management Company)からDG株式を取得。持分は12.4%から30.9%となり、りそなHDはDGを持分法適用会社とする。

りそなHDは、DG株式の取得と業務提携により、業務効率化やDXに資するソリューション、Fintech分野、スタートアップビジネスなどの知見を持つDGを活用し、より付加価値の高いサービスの提供や先進技術の活用などに取り組む。

提携では「共同営業体制の強化」「中小加盟店向け次世代決済アプリの共同開発」「DGの中小企業向け金融事業参入サポート」「グループ会社、アライアンスネットワークの活用含む新規事業開発強化」、「CVCファンドによる戦略リターン強化」などに取り組む。