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PayPay、登録ユーザー7000万人突破
2025年7月15日 12:03
PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の登録ユーザーが7,000万人を突破したと発表した。日本の人口の2人に1人以上、日本のスマホユーザーの約3人に2人が利用していることになるとしている。
また、登録ユーザーのうち半分以上の3,600万人を超えるユーザーが本人確認(eKYC)を完了している。PayPayでは本人確認をすることで、銀行からのチャージや出金、決済や送金における上限額の引き上げなどのメリットがあるとしている。
PayPayの24年度の決済取扱高は単体で12.5兆円、決済回数は78億回超で、国内のコード決済におけるシェアは約3分の2。決済回数では24年のクレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済全体の中で、約5回に1回はPayPayが利用されているという。
24年のPayPayの送金回数は3.8億回を超え、前年から1億回増加。全国の銀行による国内振込件数約17.2億件との比較では、約5分の1の規模となる。また、コード決済における送金シェアは約96%を占める。
この原動力として、割り勘や家庭内のお小遣いでの送金をきっかけにPayPayを使い始めるユーザーが広がっていることを挙げる。25年1月から6月までの期間の新規ユーザーの約半数が、初めて残高を保有した方法が自身のチャージではなく、送金で受け取ったPayPayマネーまたはPayPayマネーライトだという。PayPayは送金の強みを活かし、10代を含む若年層のユーザーの獲得を強化する。


