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スバル、戦闘機と共闘する小型無人機

スバルは、有人戦闘機と協調して戦闘を行なう小型無人機を開発するための研究用実験機を防衛装備庁へ納入した。

有人戦闘機と連携して飛行する無人航空機の技術開発に向け、自律的な編隊飛行などを可能にする技術や、有人航空機のパイロットが無人航空機に指示を出す遠隔操作技術の実現を目的としたもの。スバルが実験機の設計・製造と飛行試験を行ない、防衛装備庁に納入した。今後は、防衛装備庁で各種試験が実施され、スバルも支援を行なう。

こうした機体は、「Collaborative Combat Aircraf(共同戦闘航空機)」などと呼ばれ、各国で開発が進められているもの。米空軍によると、有人戦闘機のパイロットやオペレーターからの指示をうけながら有人機と連携し、AIや自律機能によって運用。戦闘や電子戦、偵察などさまざまな支援任務にあたる機体としている。