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Airbnb、災害発生時に無償で宿泊場所を提供 47都道府県で防災プログラム
2025年6月2日 13:41
Airbnb Japan(エアビーアンドビー)は6月2日、日本全国47都道府県で大規模自然災害発生時に緊急避難先となる宿泊施設を24時間以内に提供する災害対策プログラムを開始した。この取り組みは、同社として世界初の防災プログラム。
Airbnbの広範囲にわたるホストネットワークと、Airbnbが設立した非営利団体Airbnb.org、そして国内の主要な非営利団体が連携し実現した。地震や津波などの災害発生後、支援が確定してから24時間以内に、指定地域で避難が必要な人へ無償で宿泊施設を提供する。医療従事者や緊急対応を行なう人への宿泊施設提供も展開する。
この枠組みは、能登半島地震での避難者受け入れ支援を含む、Airbnb.orgの日本でのこれまでの活動を基盤とする。ピースボート災害支援センター、ジャパン・プラットフォーム、ピースウィンズ・ジャパンが主要な非営利団体パートナーとして参画し、綿密な連携体制の下、活動を行なう。
Airbnb.orgは、世界中で発生した自然災害など困難な状況にある人と一時的な緊急避難先となる宿泊施設を結びつける非営利団体。2020年の設立以来、全世界で25万人以上に160万泊分の一時的な滞在先を提供してきた。
