みずほ銀行、個人特化の新型店舗を関西初展開　西宮北口

みずほ銀行は、個人利用者のサービスに特化した新型店舗「みずほのアトリエ 西宮北口」を兵庫県西宮市高松町に開設した。関西エリアへの出店はこれが初めてとなる。営業時間は平日10時～19時。

「みずほのアトリエ」は、「銀行窓口はハードルが高い」「もっと気軽に相談できる場所が欲しい」というユーザーの声に応える形で、2025年3月の横須賀店を皮切りに展開している新型店舗。港北ニュータウン、八王子といったファミリー層に人気のエリアを中心に出店しており、西宮北口も交通の利便性と商業施設の充実から関西有数のベッドタウンとして選ばれた。

みずほのアトリエでは、自身のライフプランを可視化できる「ライフストーリーキャンバス」を提供する。タブレット上で家族構成や趣味、予定している人生イベントなどを選択すると、項目ごとの概算費用と共にイラストで理想の人生プランが完成し、将来の資金計画を直感的に把握できる。また、専門知識を持つ銀行員アドバイザーが個別のマネープランの相談に応じるほか、資産形成や口座開設手続き、お金に関するセミナーや親子向けの金融教育イベントなども実施する。

西宮北口は、ターミナル駅として多くの方が利用しているとし、商業施設や教育機関も充実した子育て中のファミリー世帯や学生など、これまで銀行の店舗に行く機会が少なかったユーザーにも利用できる環境を提供する。

「みずほのアトリエ 西宮北口」の取扱業務は、資産形成・運用に関する相談、新規口座開設、一部の事務サービス(住所変更の手続き、振込など)。ただし、各種お手続きは平日15時までとなる。なお、このオープンに伴い、みずほ銀行西宮北口支店は5月16日をもって営業を終了し、5月19日より塚口支店内で営業を行なっている。