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パイロット、伊藤園の茶殻活用の革小物「茶の恵」 ポーチ・ペンケース
2025年5月20日 08:00
パイロットコーポレーションは、伊藤園の緑茶飲料の製造過程において排出される茶殻の絞り液を革の鞣し(なめし)加工に再利用したアップサイクルレザーの革小物シリーズ「茶の恵」を6月1日に発売する。マルチポーチ、ミニポーチ、ペンケース、名刺入れをラインアップし、価格は4,730円から8,800円。
使用しているアップサイクルレザーは、食肉副産物である革と、伊藤園の緑茶飲料製造過程において排出される茶殻を有効活用して開発された「レッザボタニカ お茶スタンプCF(クロムフリー)」。原皮は日本産の黒毛和種を使用し、国産茶葉から得られる茶殻をアップサイクルした「茶殻染色剤」を革の鞣し工程で使用している。
茶殻染色剤には、緑茶成分に含まれるタンニンの働きによる抗菌・消臭効果や、原皮の防腐性を高めて変形を抑える鞣剤(じゅうざい)の効果があるという。
カラーはいずれも、深蒸し茶をイメージした深みどり色、色鮮やかな新茶をイメージした浅みどり色、落ち着いた色合いのほうじ茶色の3色展開。革の表面はシボを型押しで仕上げている。内生地は綿布。
ポーチとペンケースのジップ部分にはお茶の葉をイメージした引手を採用。各アイテムに、「茶」の漢字を象形文字風にデザインしたロゴマークを型押ししている。
マルチポーチのサイズは210×130×5mmで、文具やアメニティを収納できる。ミニポーチは108×75×5mmで、バッグの中で小物をまとめるのに便利なサイズとしている。ペンケースは60×195×40mm。名刺入れは110×75×10mmで、収納可能枚数は約30枚。