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G-SHOCK、MTG-B2000新作は荒ぶる自然をレインボーIPで表現

カシオ計算機は、「G-SHOCK」のMT-Gシリーズの新作として、竜巻などを追跡調査するストームチェイサーをテーマにした「MTG-B2000YST」を11月に発売する。Bluetooth電波ソーラーの腕時計で、価格は187,000円。

竜巻などの悪天候を追跡調査しデータを収集する「ストームチェイサー」がテーマのモデル。過酷なミッションを支えるタフネス性能を備えるほか、レインボーIPベゼルやカーボン積層フレーム、混色成形バンドなど、異素材を融合させるMT-G独自の造形美や色彩美で、自然が作りだす美しさも表現した。

短時間で急変する嵐の空や気象現象を、色鮮やかなベゼルで表現。多角形のステンレスベゼルをマスキングし、上半分をブルーIP処理、下半分をシルバーIP処理で着色している。カン足部分を含めてグラデーションを描くレインボーカラーに仕上げた。8時位置のインダイアルリングには新開発の蒸着色を採用。随所にブルーのアクセントを利かせている。

カーボン積層フレームは、カーボンとグラスファイバーのシートを重ね合わせ、複雑形状に削り出した構造。ブラックとマルチカラーの積層デザインで、黒雲が迫る空模様を表現した。ホワイトのレイヤー層に施した蓄光処理は、暗所で一筋の光を放つ稲妻のようなイメージとしている。

バンドはしなやかで耐久性の高いソフトウレタン素材を採用。異なる色の樹脂を混ぜ合わせて成形し、スーパーセルやダウンバーストなどの異常気象、黒雲、突風、竜巻などのイメージを表現した。

ベースモデルの「MTG-B2000」のケースは、独自のデュアルガード構造を採用。TRIPLE G RESIST(耐衝撃構造・耐遠心重力性能・耐振動構造)に対応するほか、カーボンファイバー強化樹脂製のモノコックケースをベゼルとフレームの連結構造内に配置して、高強度、高気密、軽量化を同時に実現している。

Bluetoothでスマートフォンアプリ「CASIO WATCHES」と連携、時刻修正や時計機能の管理が可能。

防水性能は20気圧防水。風防は反射防止コーティングが施されたサファイアガラス。ソーラー発電の電波時計で、日付・曜日表示、デュアルタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、スーパーイルミネーター(高輝度LEDライト)の各機能を備える。

パッケージ
MTG-B2000YST、187,000円