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大船-藤沢駅間の「村岡新駅」今秋着工 32年開業へ

JR東日本と神奈川県、藤沢市、鎌倉市は20日、東海道本線 大船駅と藤沢駅間に新設予定の「村岡新駅(仮称)」設置に向け、「東海道本線大船・藤沢間村岡新駅(仮称)の設置に伴う工事等の施行に関する協定書」を締結した。2032年頃の村岡新駅開業に向け、準備を進める。

工事費用は155億円を見込み、負担割合は神奈川県が30%、藤沢市が27.5%、鎌倉市が27.5%、JR東日本が15%。工事期限は2033年3月31日までで、協定書に基づき秋頃から工事に着手する。

村岡新駅は、藤沢市の東端に位置し、JR東海道本線藤沢駅から東に約2km、大船駅から南西に約2.6kmに位置している。

新駅設置に向けて、自由通路整備についても、藤沢市とJR東日本で「自由通路の施行協定書」を締結した。工事の施行は、JR東日本が担い、費用は藤沢市が負担する。工事費用は18億7,110万円。

村岡新駅の自由通路は、幅員7m、延長77.5mとなる。なお、村岡新駅周辺地区の一体整備では、東急不動産がパートナーとして参画予定。