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X、新規ユーザーの有料化をマスク氏が示唆

X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏は、新規ユーザーの有料化を示唆する投稿を行なった。

X Daily Newsによる「Xが新規ユーザーの返信やいいね、ブックマークに料金を請求する可能性がある」という投稿に対し、マスク氏は「残念ながら、ボットの攻撃を抑制する唯一の方法は、新規ユーザーの書き込みに少額の料金を課すことだ」と返信。「現在のAIは、『ボットですか?』の質問を簡単に通過できる」と応じた。

Xはすでに、ニュージーランドとフィリピンにおける新規のみ認証アカウントで年間1USドルで「いいね」「返信」などができるようなポリシーを適用している。

Xでは、2023年夏にインプレッション(表示)数に応じて報酬が支払われる仕組みを導入。結果として、収益化を狙ったスパムも多数発生し、表示数を稼ぐことを目的とした「インプレゾンビ」と呼ばれる行為も問題になっている。こうしたボット対策として、4月からは不正投稿などのルールに違反したアカウントの排除を開始している。