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PayPay商品券、対応店舗をマップで確認可能に

PayPayは、PayPay商品券の機能を拡大。残高確認や他の支払い手段との併用払いが可能になるなど、利便性が向上した。

PayPay商品券は、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」の返礼品や、プレミアム付き商品券として、さまざまな自治体で導入されている商品券。PayPayの支払い方法の一種として利用できる。

新機能では、利用可能店舗の確認、保持する商品券の残高確認、他の支払い手段との併用払いが可能になる。

店舗確認は、保有する商品券が使える加盟店を、PayPayアプリ内の「近くのおトク」から確認できるようになった。商品券を取得する前に利用可能な店舗を確認したい場合は、各自治体が「PayPay商品券」を活用して実施する施策の専用ページより「Yahoo!マップ」で確認できる。

商品券の残高確認は、PayPayアプリ内の「ウォレット」から、保有する商品券の合計残高、複数枚保有する場合は残高内訳を確認できるようになった。

また、PayPay商品券を支払い方法として決済する際に、PayPay商品券の残高が不足した場合、「PayPay残高」と併用して利用可能になった、2024年5月以降順次、「PayPayクレジット」とも併用可能になる。

2024年3月以降に、PayPay商品券を活用する自治体も決定。新たに京都府木津川市、東京都稲城市、山梨県昭和町、福島県桑折町が導入し、'23年11月に実施した奈良県を含めると、合計5つの自治体での活用されることとなる(ふるさと納税返礼品を除く)。

PayPay商品券の自治体での活用は、従来の地域振興券のように紙の印刷や使われた券の換金などが不要なため、紙代、印刷費をはじめとするコストや、加盟店やユーザーの手間を省けるとしている。

京都府木津川市の募集期間は、3月5日~4月2日。5,000円で6,250円分の商品券が購入できる。申し込み可能数は1人4口まで。

東京都稲城市の募集期間は、4月5日~4月21日。5,000円で6,000円分の商品券が購入できる。申し込み可能数は1人10口まで。

山梨県昭和町の募集期間は、5月1日~5月30日。5,000円で10,000円分の商品券が購入できる。申し込み可能数は1人3口まで。

福島県桑折町の募集期間は、6月3日~6月29日。5,000円で7,500円分の商品券が購入できる。申し込み可能数は1人2口まで。

いずれも申し込み数が予算額の上限に達した場合、抽選となる。