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幕張に地上43階749戸の超高層タワマン「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」

三井不動産レジデンシャルは、「幕張新都心若葉住宅地区」(幕張ベイパーク)において、他6社と共に推進する分譲住宅事業第3弾「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」を2月27日に竣工した。

地上43階、全749戸の超高層免震タワーで、住宅に加え2棟の商業施設を設置。認可保育所、学童保育、音楽教室、美容室、洋菓子店、4つの飲食店がオープン予定。

「幕張ベイパーク」は、10年以上をかけて、総面積175,809m2の8街区に約4,800戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街を開発するプロジェクト。米国オレゴン州のポートランドをモデルに、地区中央に位置する若葉3丁目公園を取り囲むように設計され、職・住・学・遊の多様な機能を併せ持つミクストユースの賑わいある街づくりを目指している。

米国オレゴン州ポートランドの街づくりに携わった「ZGF Architects」を外観・外構デザイナーとして起用。

「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」は街の中心に位置し、「Marine&Core」を開発コンセプトとして掲げ、賑わいの中心拠点として「MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK」を敷地内に設置している。

また、目の前にある若葉3丁目公園で遊ぶ家族や歩行者が街区内を通りやすいよう歩道空間を設け、賑わいと回遊性が創出される外構計画とした。

憩いの空間である「マリンプラザ」では、海辺の気分を感じられるようヤシの木等の植物を植樹。タワー棟外観は、「マリンプラザ」で生じた波がタワー棟の足元へと打ち寄せながら、徐々に大きな波になり、それがスパイラル状に幕張の空へと立ち上っていく様子を建物全体で表現している。

マリンプラザ
グランドエントランス

街全体のデザインガイドラインを監修する「光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所」が全体デザイン監修と共用部のデザインを担当。「Private Beach」を開発コンセプトに、1階の共用部を3つのゾーンに分けて設計した。

船が発着する港をイメージして描いた「HARBOR ZONE」、浜辺でくつろぐように思い思いのリラックスタイムをかなえるラウンジを設けた「BEACH ZONE」、独立性のあるパーティールーム等を設けた「VILLA ZONE」に分けられ、それぞれの空間で異なる気分や使い方ができる施設としている。

HARBOR ZONE
BEACH ZONE
VILLA ZONE

これまで幕張ベイパークでコミュニティ形勢などの中心となっていた「MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD」は3月末で閉館し、承継施設として4月1日に「MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK」が開業。MAKUHARI NEIGHBORHOOD PODから「PIE&COFFEE mamenakano」と「MAKUHARI BREWERY」が移転し、その他にもキッチンカーで出店していた企業がピザ専門店を開店、幕張ベイパーク内にあったBBQ施設(暫定施設)のスタッフが独立してBBQスタイルの店舗を開店する。

MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD
MAKUHARI NEIGHBORHOOD DOCK

所在地は、千葉県千葉市美浜区若葉3丁目 1-11(地番)。建物は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上43階。敷地面積は16,441.15m2

幕張ベイパークでは、2019年2月に第1弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」、2021年2月に第2弾「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」が竣工。第4弾の「幕張ベイパーク ライズゲートタワー」についても2024年1月から事前案内会を開始しており、3月15日から第1期登録受付を開始する予定。