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三井不動産、一人暮らし女性向け賃貸「SOCO HAUS」

専有部1

三井不動産レジデンシャルは、入居者の嗜好性にフォーカスし、ライフスタイルや価値観に合った生活を提案する新たな賃貸レジデンス「SOCO HAUS(ソコハウス)」を'24年春に開業する。

専有部2

現在、都市部の家賃が上昇を続けており、一人暮らしの若年層にとって、都会でゆたかな暮らしをおくることのハードルが高くなっているという。これを受け、郊外から長い時間をかけて都心へ通う、小さな部屋に実用的な家具・家電を詰め込んで暮らすなどの理想の生活とのギャップを解消することを目指してSOCO HAUSを開業。三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」を通じて、都会の“身軽でゆたかな暮らし”を目指したシェアリング型の賃貸レジデンスを開発し、都市生活の窮屈さから解放される新たな住まい方を提案していく。

ラウンジ

SOCO HAUSは、使用頻度の少ない家具・家電を共用部に配置することで、自室をコンパクトにしながら自由に使えるスペースを確保した間取りが特徴。共用部には上質な空間や高機能でこだわりのある家具・家電を用意することで、ゆたかな暮らしを提案する狙い。

ファイヤープレイス

SOCO HAUSの「SOCO」という言葉は、「Small Options,City Oasis」というキーワードの略称。狭いキッチンや使用頻度の少ない家具・家電は居室の外に置き、生まれたスペースで住む人が実現したい新しいライフスタイルを叶えるという、住まいが提供する「Small Options(些細な機能)」の組み合わせによって、「City Oasis(都会のゆたかさ)」を実現するという想いを表現した。

SOCO HAUSの第1弾として、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩9分に位置する、かつての三井不動産の社員寮をリノベーションし、一人暮らしの女性に向けた賃貸「SOCO HAUS KORAKUEN」を2024年春に開業予定。また、'23年秋頃の入居者募集に先立ち、ブランドサイトを開設した。

SOCO HAUS KORAKUENの企画では、同プロジェクトの想定顧客と嗜好性の近い社員モニターを対象とした実証実験を実施。実際に都内物件に約1カ月間滞在してもらい、アンケートやデプスインタビューを通して暮らしの課題・ニーズを調査した。この調査を基に、同物件ではコンパクトながら上質な居室空間に加えて、キッチンスタジオやライブラリー、シアタールーム、トレーニングルームなどの共用空間、パーソナルトレーニング、ウォーターサーバー、シェアサイクルといったサービスなど、想定顧客のライフスタイルにマッチしたコンテンツを導入し、入居者それぞれの都会でのゆたかな暮らしのサポートを目指す。

SOCO HAUS KORAKUENの所在地は東京都文京区春日2丁目26番9号。地上6階、地下1階で総戸数は76戸。専有面積は15.9~18m2

ライブラリ
シアタールーム
トレーニングルーム
キッチンスタンド