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無料でも仕事で使いやすいAI翻訳「みらい翻訳 Plus」

みらい翻訳は、1ライセンス単位で申し込めるAI翻訳サービス「みらい翻訳 Plus」を30日から提供開始した。Starterプランは1ユーザー月額550円で、無料のFreeプランも用意される。

「みらい翻訳 Plus」は、企業の翻訳業務に即した使いやすさの向上と業務効率化のため、翻訳AIと生成AIとを融合したAI翻訳サービス。「TOEIC960点レベル」という精度の自社の翻訳エンジンに、生成AIが得意とする文章テイストの変更や英文校正などの機能を加え、ビジネスの現場で使いやすいサービスを目指したという。

テキスト翻訳のほか、PDF・PowerPoint・Word・Excel・TXTなどのファイル翻訳機能が用意され、無料プランでも利用可能。ファイルのレイアウト等を崩さずに翻訳できる。無料プランでは1カ月に1ファイルのみ、月額550円のStarterプランは10ファイルまで翻訳できる。また、Freeプランでは現状5,000文字までの入力文字数制限があるが、Starterプランでは入力文字数の無制限化を予定している。

日本語、英語、中国語(簡)、韓国語、タイ語など14言語に対応。用語集も利用可能で、Starterプランだけでなく、Freeプランでも投入文章の二次利用を行なわないなど、「ビジネスの現場での使いやすさ」を強みとしている。

対応言語

日本語・英語・中国語(簡)・中国語(繁)・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ポルトガル語・ロシア語

みらい翻訳は、企業向けのAI翻訳ソリューションとして「Mirai Translator」や「FLaT」などのサービスを提供し、80万人超のユーザーが利用している。一方、同社の調査では、AI自動翻訳を組織単位で導入している企業は、外国語業務がある企業の30%以下で、多くのビジネスパーソンが、投入文章の二次利用や漏洩の危険性がある無料のAI翻訳サービスを使っていたとする。

こうした課題に対応すべく、セキュアで高精度なAI自動翻訳を業務でも安心して使える環境として、1ライセンス単位で契約可能な「みらい翻訳 Plus」を開発した。

Starterプランは決済手段はクレジットカード。今後、請求書発行による銀行振込を追加予定。