楽天、縦読みコミック「R-TOON」にスマホアプリ

楽天グループは、縦読みデジタルコミックの配信サービス「R-TOON」のスマホアプリ版の提供を開始した。

「R-TOON」は、オリジナル作品もラインナップする縦読みデジタルコミックの配信サービスで、2023年11月にサービスを開始している。毎日1話を無料で読める機能が備わり、話単位でコミックを購入できる機能も用意されている。

今回提供が開始されたアプリ版「R-TOON」では、「R-TOON」専用コインの購入やボーナスコインを入手可能。コインを利用すれば、1話を読了後、すぐに次の話を読むことができ、ユーザーはさらに手軽にデジタルコミックを楽しめるようになるとしている。

今後は、韓国で人気の日本未発表作品も配信する予定。虚淵 玄氏が手掛ける武侠ファンタジー人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」が原作の、初のフルカラーデジタルコミックも配信される予定になっている。

「R-TOON」のオリジナル作品を共同制作するパートナー企業には、少年画報社、トゥーンクラッカー、ストレートエッジ、ニトロプラスらが参加している。制作されるオリジナル作品は、IP(知的財産権)を包括的にプロデュースするコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」(楽天コンテンツセントラル)の基盤を活用し、国内外の様々なメディアでの展開も計画されている。