ニュース

渋谷TSUTAYA、レンタルをなくして4月25日リニューアルオープン

SHIBUYA TSUTAYA('23年2月撮影)

渋谷スクランブル交差点の一角に位置する「SHIBUYA TSUTAYA」が、4月25日にリニューアルオープンする。カルチュア・コンビニエンス・クラブが発表した。

SHIBUYA TSUTAYAは、リニューアルに向けて'23年10月31日から全フロア改装工事を開始。リニューアル後にはレンタルサービスを提供せず、これまで提供していた映像作品(VHSを除く)や、サブスクリプションサービスでは未配信の音楽作品は、'24年春にネット宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」にてレンタル可能になると発表していた。

リニューアル後のSHIBUYA TSUTAYAのテーマは「好きなもので、世界をつくれ。」。国籍や世代を超えて、すべての人が夢中になれるコンテンツやイベントなどの体験を通して、ライフスタイルを提案していく「カルチュア・インフラ」をつくるとしている。ロゴについても、このテーマをイメージしたものに刷新する。

新ロゴのデザインは、「蔦屋書店」のロゴ等の全体デザインディレクションにも携わったデザイナーの原研哉氏(日本デザインセンター代表取締役社長)が手掛けている。

SHIBUYA TSUTAYAの新ロゴ

地下2階から地上8階までの全10フロア構成。1階・地下1階・地下2階の3フロアは、「世界中のIPで好きをつくるフロア」と題し、アニメーションや音楽などのエンタテインメントからハイブランドまで、リアルの場でIPのブランド体感をできる期間限定のポップアップストアやイベント等を展開する。

IP(Intellectual Property)とは、マンガやキャラクター、デザインなどの知的財産。

2階・3階・4階の3フロアは、「インスパイアされるカフェ&ラウンジ」と題し、これからの「個人の時代」にあわせて、新たな気づきや発見が得られる環境で、個人が主体的に活動できるような空間を提供するとしている。また、全館で約500席を有するカフェ&ラウンジの空間を提供する。

5階・6階・7階の3フロアは、「ここでしか出会えない体験でつながるフロア」と題し、IPコンテンツのファン同士がつながるラウンジや書店、カフェを展開する。

8階は各フロアと連動したイベント配信機能を有するスタジオ、屋上は屋外イベントスペースとなる予定。