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複合開発「つくば学園南プロジェクト」 15万平米にマンション・商業・物流

大和ハウス工業は、茨城県つくば市の日本自動車研究所(JARI)の未利用地を取得し、「(仮称)SSC つくば学園南プロジェクト」として開発に着手する。15万5,389m2(東京ドーム約3.3個分)の敷地に、分譲マンションや教育施設、商業施設、研究施設、産業・物流施設、保育施設等の建設する。プロジェクト名にある「SSC」はスーパーサイエンスシティの略。

所在地はつくば市学園南2丁目8番4他で、つくばエクスプレス 研究学園駅から徒歩約9分、首都圏中央連絡自動車道 つくば中央インターチェンジから約3km、常磐自動車道 谷田部インターチェンジから約6kmの場所。県道土浦坂東線(エキスポ通り)や取手つくば線(サイエンス大通り)などの主要幹線道路にもアクセスしやすい立地としている。

近隣には、つくば市役所、大型複合商業施設「イーアスつくば」、「コストコ」があることから生活利便性にも優れるとする。

開発地の北側には分譲マンションと教育施設、中央には広場や商業施設、南側には研究施設や物流施設、保育施設などを計画している。総工期は'24年8月~'28年4月の予定。

大和ハウス工業は第7次中期経営計画('22年度~'26年度)において、地域を活性化させる「地方中核都市を中心とした複合再開発」を推進しており、分譲マンション・ホテル・商業施設・教育施設・医療施設等で構成された「マールク新さっぽろ」や、研究施設・商業施設・店舗・賃貸住宅等で構成された「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」などを開発している。つくば学園南プロジェクトでは、同社が培ってきた住まいや暮らしに関するノウハウを活かした複合開発を行なうとしている。