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みずほとパナ、八丈島をスマートアイランド化 顔パスで温泉

みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ、東京都八丈町は、八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化推進の一環として、パナソニック コネクトと共同で、顔認証システムを活用した「温泉で顔パス」の実証実験を開始した。期間は2023年12月1日~2024年2月29日。東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の枠組みを活用し、行政業務の効率化と島民の生活利便性向上を図る試み。

八丈島の島民を主な対象とし、事前の顔認証登録と事前支払いをすることで、町営温泉施設を顔認証により手ぶらで利用できる。非接触での認証が可能なため、衛生面でも期待できるとし、これにより、行政業務の効率化と島民の生活利便性向上を図る。

顔パス登録会の様子
顔画像を登録している様子

実証期間中は、事前に支払った料金(期間中の3カ月間で10回相当)で温泉に顔パスで入り放題となる。利用料金は小学生と島内在住の70歳以上は3カ月間で1,000円。それ以外は同期間3,000円。顔認証には、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPAS(ケイパス)クラウド」を利用する。