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サイバーエージェント、興行事業に本格参入 ABEMAと連動

サイバーエージェントは10日、エンターテインメント興行を専門に行なう「興行本部」を新設、興行事業に本格参入すると発表した。興行事業の強化により、「ABEMA」を核にした制作・宣伝・広告をワンストップで提供していく。

同社では、動画配信サービスの「ABEMA」などのエンターテインメントサービスを展開しているが、近年はその一環としてイベントを開催する機会が増えている。7月には、ABEMAによる初の東京ドーム興行「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」を開催し、約4万人が来場するとともに、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」による配信でも多くの視聴者を集めた。

また、グループ子会社CyberZでは2016年から国内最大級eスポーツイベント「RAGE(レイジ)」を開催しており、プロレス事業会社CyberFightでは武藤敬司引退試合「chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~」を東京ドーム大会で開催するなど、様々なジャンルの興行を行なっている。

こうした背景のもと、サイバーエージェントグループにおけるエンターテインメント興行を専門に行なう興行本部を新設。本部長には、「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」やeスポーツイベント「RAGE」の総合プロデューサーを務める大友真吾氏が就任する。