ニュース

Twitterの閲覧制限、影響ユーザーは「ごく一部」

Twitterは4日、6月30日頃から発生しているログインしないとツイートが見られない問題や、1日1,000件などの閲覧制限についての声明をTwitter Bussinessのブログで発表した。これらの対策は「プラットフォームからスパムや悪質行為を排除するため」であり、広告への影響は「最小限」としている。

Twitterにおいては、7月1日頃からユーザーの閲覧を制限しているほか、ログインしないと公開ツイートも読めないなど、サービスが使いにくくなっている。

今回公開したブログでは、これらの制限は一時的なものであり、AIモデルを構築するために公開Twitterデータをスクレイピングすることと、様々な方法でプラットフォーム上の人々や会話を操作することを防ぐための取り組みと説明。この制限は、プラットフォームを利用者の「ごく一部に影響」と説明している。作業終了次第、最新情報を提供するとしているが、時期や今後の対策については言及していない。閲覧制限発生中は、広告も含めてTwitterを使えなくなるが、「広告への影響は最小限」としている。

Twitterを運営するX社では「我々は、Twitterを皆にとってより良い場所にすることに深くコミットしている。ほんの一瞬、スピードアップのためにスピードを落とさなければならない」と理解を求めている。

X社のLinda Yaccarino CEOも、「プラットフォームを強化し続けるために大きな行動を起こす必要がある」とツイートし、信頼性向上のための取り組みであると言及している。