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モス、環境配慮スプーンに配合する米を本格生産

モスフードサービスは、'22年8月から導入している環境対応カトラリーで使用する非食用米の生産を、モスファーム熊本で本格的に開始する。対象カトラリーは、テイクアウト用のスプーン、フォーク。

同社が使用している環境対応カトラリーは、国産非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」を25%配合。この非食用米をモスファームで生産することで、今季の生産量は40トン程度になる予定で、モスバーガー全店で使用する環境対応カトラリー1年分を賄える。

モスファーム熊本は、株式会社うえなか、ならびに個人の生産者などと共同出資で設立した農地所有適格法人。'13年の設立以降、モスバーガー店舗で使用するトマト、レタスを生産してきた。

今季からは非食用米も生産し、バイオマスレジン熊本が製造する「ライスレジン」の原料にし、モスバーガー向けカトラリーで使用。非食用米の作付けをすることで遊休農地の有効活用を図るとともに、モスファーム熊本の収益改善にも寄与する。