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「メルカリでビットコイン」を強化。2000円キャンペーンも実施

メルコインは、メルカリにおけるビットコイン取引拡大に向け、招待1人につき最大2,000円分のビットコインを付与するキャンペーンを6月1日から7月8日まで実施する。

メルコインは、3月からメルカリアプリ上でビットコインの売買サービスを開始した。メルカリでの本人確認済みの人が対象で、開始2週間で利用者が10万人を突破、2カ月強経過した5月末時点では30万人以上が利用している。

日本における暗号資産の口座数は680万で、'22年は毎月平均7万口座が開設されたが、メルコインの口座開設数はこれを大きく上回るペースで、暗号資産に触れる人を増やしているという。

メルコインでは、本人確認済みであれば30秒程度で取引を始められる。また、メルカリの売上金や「ポイント」でのビットコイン購入ができることが特徴。利用者の57%がメルカリの売上金をすでに保有していた人で、すでに使っているメルカリのお金で始められることが、ユーザー拡大の大きな要因という。

一定期間保有して、値上がりしたら売却して、メルカリで利用することも可能で、現在は多くの人が「将来の備え」として使っているとのこと。また手持ちの身軽なお金の範囲で、価格変動を学ぶといった使われ方もしているという。

メルカリのユーザー数は4,800万で、うち1,336万人が本人確認済み。口座数は30万まで順調に拡大しているが、「ポテンシャルはまだまだ大きい。メルカリのGMV(年間流通額)は1兆円で、その一部がビットコインに変わっていく」(メルコイン 執行役員 COO Fintech 永沢 岳志氏)とした。

招待キャンペーンでは、メルカリに新規登録し、ビットコイン取引サービスを新規利用すると、招待した人とされた人の双方に2,000円分のポイントを付与。メルカリ利用者で、招待されてビットコイン取引サービスを開始した場合は、招待した人に200円、された人に600円のポイントを付与する。招待人数の上限はない。期間は7月8日まで。