ニュース
ラクーアの完全個室サウナを見てきた 贅沢な“ととのい”空間
2023年4月13日 16:53
東京ドームシティ「LaQua(ラクーア)」内に、完全個室のプライベートサウナと新フードゾーン「DELI&DISH(デリ&ディッシュ)」が4月15日に開業する。開業に先駆け、メディア向け内覧会が実施された。
ラクーアは、5月1日で開業20周年を迎え、3～5月にかけて大規模なリニューアルを進めている。20周年を機に、プライベートサウナと新フードゾーンを開業する。
完全個室「サウナラウンジ レントラ」
完全個室プライベートサウナ「Sauna Lounge『Rentola』(サウナラウンジ レントラ)」は、ラクーア9階にオープン。元々会議室として利用していたエリアを、個室プライベートサウナに改装した。
サウナルームは男女兼用で、計6部屋を用意。1～2人で利用できるスタンダードルーム5室と、1～4人で利用できるプレミアムルーム1室で、いずれも同性でのみ利用可能。男女での個室利用は不可。
料金は1人あたり5,000円～8,000円。個室の利用時間は100分/120分だが、併設のラウンジやパウダールームは、個室利用後2時間まで滞在できる。
温浴施設「Spa LaQua(スパ ラクーア)」での経験を活かしているが、同施設とは入場口や料金形態は異なり、別施設として運営される。
「レントラ」は、フィンランド語で「リラックスする場所」を意味する言葉。毎日が慌ただしい都会の生活でも、フィンランドのように豊かなサウナスタイルを楽しむことができたらという思いが込められている。
サウナルームは、部屋ごとに温度設定を80℃/90℃/100℃と変えており、予約時に好みの温度の部屋を選択する。室内は宇宙、流星などをコンセプトとしたデザインで、贅沢感や高級感を演出した。
全室に枕と背もたれを設置しており、自由な姿勢でサウナを楽しめる。サウナ室内では自身のスマホとBluetooth接続できるスピーカーを設置しており、好きな音楽を流しながらサウナタイムを満喫可能。全室セルフロウリュにも対応する。
個室内には水風呂、シャワー、休憩スペースも併設。水風呂はスパ ラクーア同様、水温を17℃に設定し、サウナ後の温まった体をスッキリ冷やし、ととのいやすい状態へ導く。
休憩スペースには、サウナーに人気の「インフィニティチェア」とゆったり足を伸ばして休憩できる「オットマン付チェア」の2脚を用意。好きな姿勢で「ととのい」を体験できる。
個室内のアメニティは、シャンプー、ボディソープ、化粧水、ドライヤーなどを用意。こだわってセレクトしたという。
ドライヤーは、パナソニックの最新モデルを全室に設置。サウナ後の乾燥した髪にうるおいをもたらす。ダイソンのサーキュレーターも全室に設置し、快適なととのい時間を過ごせるとする。
個室外にあるパウダールームとラウンジは、個室利用後2時間滞在可能。パウダールームにも個室と同じ化粧水や乳液、ドライヤーなどを設置している。「時間ギリギリまでサウナを楽しみたい」という人も、個室利用時間後に身だしなみを整えられる。
パウダールームにはロッカーを併設。個室利用後にラウンジでゆっくり過ごしたいときは、ロッカーに荷物を預けて手ぶらで休憩できる。
ラウンジはカフェを併設しており、軽食やコーヒー、ソフトドリンク、酒等を提供する。メニューはチャーハンやピラフなどのご飯物から、ピザや焼きおにぎりなどのワンハンドフード、スイーツやおつまみ、ビールやワインなどを用意。
ラウンジの空間や家具にもこだわり、ゆっくりとリラックスできるだけでなく、食事や談笑、デスクワークなどもできるようにした。
レントラの営業時間は、7時30分～23時30分。敷地面積は約300m2。
スパ ラクーアを100坪拡張
スパ ラクーアの岩盤浴エリア「ヒーリング バーデ」も、4月15日より拡張し、リニューアルオープンする。約100坪拡張し、新たな岩盤浴ルーム3室やカフェ、バー、屋外デッキなどを増設した。
9階に岩盤浴ルームを増やし、室温約45℃の女性専用「琥弓洞(こきゅうどう)」、室温約30℃で会話がしやすい「彩空殿(さいくうでん)」、室温約10℃のクールルーム「華鏡房(かきょうぼう)」の3部屋を新たに設置。
拡張した休憩スペースでは、併設のカフェでフードやドリンクを楽しめ、リラックスタイムを過ごせる。
7階エリアも拡張し、バーや屋内ラウンジ、屋外デッキがある「ランデブースクエア」として展開。
「R.S. BAR(アールエス バー)」は、ホテルラウンジのバー出身のバーテンダーがオリジナルカクテルや酒類を提供する。
屋外デッキは、東京ドームシティの景色を楽しみながらフットプールに足をつからせられる。バーのカクテルなどを楽しみながら会話をしたり写真を撮ったり、いるだけで気分が高まるエリアにした。
ヒーリング バーデはスパ ラクーア内7～9階に位置し、入館料とは別に専用ウェアレンタル料(1,100円)を支払う。専用ウェアもリニューアルし、通気性や撥水性、着心地にこだわったほか、男女で一緒に着て楽しめるようなデザインにした。
新フードゾーン「DELI&DISH」
ラクーア1階にオープンする新フードゾーン「DELI&DISH」は、惣菜やスイーツなどが揃う。商業施設初出店のモダンベーカリー「Half Saints BAKES」、オマール海老専門のラーメン店「海老丸ラーメン」の姉妹店「French Noodle Factory」など、合計26店舗が出店する。
メインの商品は持ち帰り惣菜だが、イートインスペースも用意。店外のラクーア1階の飲食スペースでも、購入した食品を食べられる。営業時間は10時から21時。
新規・改装オープン20店
このほかラクーアでは、約20店舗の新規・改装オープンを予定している。4月15日に「ミゲルフアニ・世界のビール博物館」、4月21日に「カルディコーヒーファーム」がオープンする。このほか、タルト専門店「キルフェボン」や香港点心専門店「添好運(ティム・ホー・ワン)」の出店も予定している。
サンダードルフィン
また、東京ドームシティ アトラクションズのジェットコースター「サンダードルフィン」が、オープン以来初のリニューアル。新車両はイエローとピンクの2種類のデザインを採用。
風の抵抗を減らし、快適な乗り心地を追求した。夜間にはLEDライトが点灯し、疾走感を強調する。定員は20名で、利用料金は1,500円。
