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キングセイコー、生誕地「亀戸」デザインや新ムーブメント

セイコーウオッチは、「キングセイコー」の新作として、亀戸にちなんだデザインを施した限定モデルを2月24日に発売する。機械式の腕時計で、価格は236,500円。数量は世界限定1,200本(うち国内500本)。また、新ムーブメントを搭載するレギュラーモデル3機種も3月10日に発売する。価格は231,000円。

亀甲デザインのSDKS013

キングセイコーは、東京・亀戸にあった第二精工舎で誕生したのが始まり。亀戸はかつて亀島と呼ばれた土地で、亀が地名の由来。縁起の良い吉祥の動物としても親しまれている「亀」の甲羅が由来になっている「亀甲文」をモチーフにした、新しい型打ち模様がダイヤルに施される。ダークブラウンのグラデーションが六角形のパターンと調和し、奥深い色味を実現するという。

オリジナルを再現しつつ復活したキングセイコーのデザインを継承。ケース径は37mm。ブレスレットは、1960年代のキングセイコーをオマージュしつつ、フラットでしなやかな多列ブレスレットが装備される。三つ折バックルを装備する牛革のレザーストラップも付属する。

レザーストラップも付属

ムーブメントは機械式で自動巻きの「キャリバー6R31」を搭載。精度は平均日差+25秒~-15秒、パワーリザーブは約70時間、石数は24石、振動数は21,600振動/時。

ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)。大きさはケース径が37mm、厚さが12.1mm。

キングセイコー セイコー腕時計110周年記念限定モデル SDKS013、236,500円。世界限定1200本(うち国内500本)

39mm、3デイズ、デイトの新作

ケース径39mm、3デイズ、デイト表示のSDKS015

現在ラインナップしているキングセイコーより一回り大きい、ケース径を39mmとしたレギュラーモデルも登場する。サイズアップにあたって細部のデザインは見直されており、ダイヤルのインデックスはダイヤカットに一面を追加し輝きや視認性を向上させている。ベゼル上面には円周の筋目仕上げ、側面に鏡面仕上げが施され、ケース上のコントラストが際立つデザイン。

ダイヤルのカラーはベージュ(SDKS015)、ネイビー(SDKS017)、ダークグリーン(SDKS019)の3色をラインナップする。

SDKS017(左)、SDKS019(右)

ブレスレットはしなやかで腕なじみが良い多列ブレスレットを装備。すでにラインナップあれているキングセイコーの37mmモデルとサイズの互換性があり、別売りのキングセイコー用ストラップに交換できる。

ムーブメントは機械式で自動巻きの、新しい「キャリバー6R55」を搭載する。パワーリザーブは約72時間(3日間)まで伸ばしており、ダイヤルには「AUTOMATIC 3DAYS」の表記が加わる。またカレンダー機能(デイト表示)も搭載する。精度は平均日差+25秒~-15秒、石数は24石、振動数は21,600振動/時。

キャリバー6R55

ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)。大きさはケース径が39mm、厚さが11.9mm。

SDKS015(左)、SDKS017(中央)、SDKS019(右)