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KDDI、音声通話を録音・テキスト化する新サービス

KDDIは、法人ユーザー向けに、auの音声通話を録音できる「au通話録音機能」と、録音データをクラウド上に保存しテキスト化およびワード検索が可能な「KDDI Voice Viewer」の提供を開始する。

テレワークの普及やWeb会議の浸透により録音利用が一般化してきたことを受けて生まれた、音声通話でも録音したいというニーズを満たすための取り組み。

au通話録音機能は、au携帯電話での音声通話を録音できる機能。通話の相手が他キャリアの携帯電話や固定電話である場合も録音可能。自動で全通話を録音できるため、録音漏れのリスクがないことが特長。

KDDI Voice Viewerは、KDDIが提供する全ての音声サービスの録音データをクラウド上へ保存する機能。クラウドでの提供のため、短時間で構築でき、低予算で導入できることが特長。クラウドへ保存した音声通話の録音データは、Webサイト「KDDI Voice Viewerポータル」から閲覧可能。また、録音データのテキスト化や特定の文字検索が可能なため、通話内容の確認作業が効率化できるという。

両機能を利用することで、ストレージサーバーおよび専用線の準備をせずに、auの音声通話の録音データをクラウド上に保存可能となる。さらに、録音データのテキスト化やワード検索をすることで、データを可視化して管理できる。

提供料金は、au通話録音機能が契約ごとに初期費用3,300円、番号ごとに月額550円。KDDI Voice Viewerは初期費用が契約ごとに3,300円、0.2GBのクラウドストレージごとに月額550円。また、10時間分の録音テキスト化で2,728円。