ニュース

ロイヤル、レジ袋の代わりに「指定ゴミ袋」

ロイヤルホームセンターは、一部店舗で展開しているレジ袋の代わりに自治体指定のゴミ袋をバラ売りする取り組みを、今後はゴミ袋を指定する自治体にあるすべての店舗で推進する。

指定ゴミ袋の販売にあたり、複数枚での販売を指定する政令の変更や強度に課題があった指定ゴミ袋の改善など、各行政と連携して順次販売していく。これまでに10店舗で開始しており、'23年度までに18店舗に増やす計画。

10月より新たに導入されるのは、兵庫県尼崎市「塚口店」、兵庫県三田市「三田店」、兵庫県神戸市の「北神戸店」「東灘魚崎店」の4店舗。

'20年7月にプラスチック製買物袋が有料化して以降、同社ではレジ袋の利用者が減り、'20年度にはレジ袋の仕入れ量が約8割削減された('18年度比)。一方で残りの約2割は、引き続きレジ袋を購入することが予想されるという。

そうした中、同社は千葉市からの要請を受けて'21年12月に、千葉市の3店舗「千葉店・千葉北店・千葉みなと店」でレジ袋の代わりに指定ゴミ袋を販売。これまで廃棄していたレジ袋をゴミ袋に再利用できると地域住民に好評だったことから、他店舗も行政との連携を開始。現在は千葉市のほか、愛知県長久手市と兵庫県西宮市の店舗で販売している。