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高島屋京都店、百貨店×専門店のショッピングセンターに

全景

高島屋および連結子会社の東神開発は2023年秋に、高島屋京都店の隣接地で増床工事中の区画を専門店ゾーンとしてオープンし、百貨店と専門店からなる商業施設「京都高島屋S.C.(ショッピングセンター)」の営業を開始する。

京都高島屋S.C.は、百貨店と専門店ゾーンが全フロアで接続する1つの建物となる。新設される専門店ゾーンは、「玉川高島屋S・C」や「日本橋高島屋S.C.」などの商業施設に関わってきた東神開発がテナントリーシングおよび管理・運営を担う。

専門店ゾーンコンセプトは「出“あう”場所、出“あい”に行く場所 【会・逢・遇】 ここは京都の交差点 四条河原町」。すべての人が「楽しく」「気軽に」利用できる施設を目指す。

専門店ゾーン正面

また、高島屋、東神開発とカルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社「TTC LIFESTYLE」による店舗展開の第1号店となる「京都 蔦屋書店」を展開。アートと文化の伝統から最先端まで幅広く提案する。

営業フロアは百貨店、専門店とも地下1階から地上7階で、営業面積は約65,000m2、うち百貨店は約52,000m2、専門店は約13,000m2。所在地は京都市下京区四条通河原町西入真町52。

施設ロゴ

高島屋は1831年に京都烏丸松原上ルで創業。現在の四条河原町には1946年に小規模のマーケットセンターとしてスタートし、1950年の増築時に高島屋京都店が開業。以降、増築や改装を繰り返しながら現在に至っている。高島屋京都店の増床区画に新しい機能やサービスを有する専門店ゾーンを導入することで、地域社会や顧客のニーズへの幅広い対応を図る。出店予定テナントの一覧は、2023年春を目途に発表予定。