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JR東日本、NFCタグを活用した「駅のスタンプ」 ”タッチ”拡大を検証

JR東日本は、タッチで利用できるサービスの拡大に向けて、NFCタグを活用した「駅のスタンプ」デジタル化の実証実験を実施する。実施期間は9月15日10時から'23年1月5日各駅営業時間終了まで。対象駅は、山手線30駅を中心とする全78駅。

スタンプを取得する方法は、スマートフォンでタッチして取得する方法(AndroidおよびiPhone対応)と、実証実験用アプリ「NFC Farms」(iPhoneのみ対応)で取得する方法の2つ。

スマートフォンで取得する場合、対象駅のスタンプ台に設置されたタッチマークに、NFC対応のスマートフォンで画面ロックを解除した状態でタッチ。表示されるお知らせの通知をタップすると、スタンプ画像に遷移し、画像保存機能で保存できる。

取得したスタンプは、写真と重ねたりSNSでシェアしたりするなど、デジタルならではの新しいスタンプの体験が楽しめるという。

「NFC Farms」アプリで取得する場合、アプリを起動後、「駅のスタンプ」を選択して「タッチする」をタップ。NFCリードモードを起動し、スタンプ台のタッチマークにかざすことでスタンプを獲得できる。

アプリをダウンロードするとアプリ内で台帳の形でスタンプを収集可能。また、スタンプを10個、40個、78個集めるごとに限定のシークレットスタンプを獲得できる。スタンプを4個以上集める場合は利用しているSuicaのID番号の登録が必要。

実証実験では、NFCタグによるスタンプ取得履歴と実証実験用アプリに登録したSuicaの利用履歴から、参加型イベントと鉄道利用の関連性を数値化し、今後の参加型イベントの魅力向上や地域の沿線施設と連携した新しいビジネスに活用予定。