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新世代「Kindle」登場 高精細化・USB-C・16GB

Kindle(第11世代)

Amazonは13日、解像度を向上して文字が読みやすくなった新世代「Kindle」を発売開始した。出荷開始は10月12日を予定しており、価格は16GBの広告ありモデルが10,980円、広告無しモデルが12,980円。また、新世代Kindleキッズモデルも12,980円で発売する。

電子書籍リーダー「Kindle」が新世代(第11世代)にバージョンアップ。ディスプレイサイズは前世代と同じ6型だが、精細度は300ppi(前世代は167ppi)と約3倍のピクセル数となり、くっきりとした文字と画像の表示に対応。より快適な読書を実現する。

Kindle(第11世代) デニム
Kindle(第11世代) ブラック

ストレージは従来の8GBから16GBに強化し、インターフェイスもmicro USBからUSB Type-Cに刷新、充電スピードを向上した。さらに本体サイズは157.8×108.6×8mm、重量は158gと小型/軽量化(前世代は160×113×8.7mm、174g)するなど、大幅に機能を高めている。

ディスプレイには、フロントライトや明るさ調整機能を備えるほか、エントリーモデルのKindleで初めてダークモードを搭載。明るい陽射しの屋外や明るさを抑えた暗い室内でも快適に読書できるようにした。

USB充電アダプター(9W)経由での充電は約2時間で、バッテリーは1回の充電で数週間利用可能(明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合)。カラーはブラック、デニム。

充電端子はUSB Type-C

なお、日本におけるKindleストアは、2012年10月25日にスタート。この10月で10周年を迎えることになる。

Kindleキッズモデル

新世代Kindleキッズモデルも、300ppiディスプレイやUSB Type-Cなどの特徴は共通で、スペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリンの3種類の「保護カバー」が選択できる。

また、2年間の限定保証付きで、1,000冊以上の子ども向けの本が読み放題になる「Amazon Kids+」を1年間追加料金なしで利用可能。価格は12,980円で、10月12日出荷開始予定。

サブマリン
ユニコーンバレー
スペースホエール

Amazon Kids+では、「岩波少年文庫」「角川つばさ文庫」「講談社青い鳥文庫」「集英社みらい文庫」「小学館ジュニア文庫」などの子ども文庫から、児童文学の名作、歴史・科学などの学習コンテンツを揃えている。また、10月1日からは、集英社から「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版」、「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE ノベライズ みらい文庫版」、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~ ノベライズ みらい文庫版」も提供開始される。