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楽天、実写ドラマを制作。配信からグッズまで“経済圏“展開

(C)ミナモトカズキ・徳間書店/2022「壁こじ」製作委員会

楽天グループは、国内において実写ドラマの制作、配信、マーチャンダイジングを行なう包括的な取り組みを開始した。

楽天は、様々なコンテンツの提供からマーチャンダイジングまで、国内外で包括的なプロデュースを行なうメディアフランチャイズ事業に取り組んでいる。同事業において、コミックス『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』の実写版ドラマを制作が決定した。

楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に、楽天グループが展開する70以上のサービスを結び付けて形成する「楽天エコシステム(経済圏)」を活用して、作品の配信、マーチャンダイジングまで包括的に取り組む予定。

1億以上の会員基盤を生かして、配信視聴、グッズ購入、イベントチケット購入に関するデータに基づき、コンテンツのマーケティングやプロモーションを行なうことで、ファンの趣向に合ったコンテンツ展開を企画・スポンサー商品のプロモーションを行なうとしている。

ドラマの原作は、徳間書店「COMICリュウWEB」にて連載しているミナモトカズキの『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』。'22年10月スタートで、月曜深夜、ABCテレビにて放送される。毎話放送終了後に、楽天が運営する動画配信サービス「Rakuten TV」および民放公式テレビ配信サービス「TVer」での配信を予定。

猫屋敷守役の松岡広大、風間一星役の中尾暢樹がW主演。脚本は保木本真也、監督は佐藤竜憲が担当する。製作幹事は楽天、制作はABCテレビ、制作協力はホリプロ。

松岡広大氏 (C)Koichi Kinoshita
中尾暢樹氏