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スマートリング「EVERING」で入退室や勤怠管理。凸版と協業

凸版印刷は、リング型決済・ID認証デバイス「EVERING(エブリング)」を、入退室管理や勤怠管理など自社のセキュアサービスと組み合わせて販売を開始した。凸版印刷とEVERINGが3月に締結した資本業務提携契約に基づくもの。

EVERINGは、VISAのタッチ決済を利用できるスマートリングとして2021年に発売。価格は19,800円で、決済機能の有効期間は4年間。ドアの鍵の解錠機能も備える。

両社は今後、リング型デバイスとしての携帯性に、凸版による電子鍵をデジタルデータとして取り扱う暗号化技術などを追加。不動産、セキュリティ、自動車、教育、エンターテインメントなどの各業界向けに、「EVERING」を活用した新サービスを開発する。さらに、バイタルデータを取得できるリング型デバイス(開発中)を活用し、ヘルスケア分野でも新サービスの開発を目指す。