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タカラトミー、親の声を再現する読み聞かせスピーカー「coemo」

タカラトミーは、両親そっくりのコエで読み聞かせしてくれるAIスピーカー「coemo(コエモ)」を9月下旬に発売する。価格は12,980円。

最先端のAI音声合成技術「コエステーション」を活用し、実在の人物の声とそっくりな合成音声=コエで読み聞かせを行なう。プロのナレーターの感情表現や抑揚を再現することで、まるで両親が実際に話しているような、自然な読み聞かせを実現したという。さらに、それぞれのお話に合わせた効果音やBGMを合わせることができ、臨場感ある読み聞かせを楽しめる。

音声登録のアプリ「コエステーション」と、おはなし(童話)コンテンツなどを搭載している「coemoアプリ」を連動させると、新しいコエを登録できる。祖父母や親戚などがコエステーションでコエを登録し、coemoアプリで連携すると、おはなしの配役でコエを変えることも可能。

coemoアプリには、日本や世界のおはなし、オリジナルストーリーなど45作品の他、睡眠のプロ「BRAIN SLEEP(ブレインスリープ社)」とコラボレートした良質な睡眠へ導く音楽や、「ねるまえたいそう」などの無料で楽しめる60コンテンツが揃う。子どもの成長に合わせて長く使えるよう、追加コンテンツも展開予定。幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツ(有料)では、就寝前に耳でじっくり聞いて、子どもの聞く力や集中力、理解力を養うことができるという。

家事や仕事で手が離せない時でも子どもが安心して寝られるようcoemoを利用する、疲れた夜は一緒におはなしを聞いてリラックスするなど、子育てをサポートする。

操作を音声で誘導する「画面読み上げ機能」を連動アプリに搭載しているなどが評価され、目の不自由な人も一緒に楽しめるおもちゃとして日本玩具協会が推進する「共遊玩具」に認定されている。

対象年齢は3歳以上。商品サイズは125×90×120mm(横×縦×奥行)。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で販売される。操作をする際は、別途スマートフォンが必要。

© TOMY