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「楽天ぐるなび」もフードデリバリー終了

ぐるなびは、フードデリバリーの「楽天ぐるなびデリバリー」とテイクアウトの「楽天ぐるなびテイクアウト」を7月24日をもってサービス終了する。

同サービスは、楽天からぐるなびが「楽天デリバリー」と「楽天リアルタイムテイクアウト」事業を承継し、2021年7月からサービス名を「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」に変更し、展開していた。

しかし、デリバリー・テイクアウト市場におけるプラットフォーマー各社の競争の激化など、「市場の成長性や競合環境、収益性等に鑑み、注力事業への徹底した絞り込みと経営資源配分の見直しが必要」と判断。両サービスの終了を決定した。

ぐるなびでは、今後はモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」での店外オーダー受注機能などを拡充。それらの導入店舗拡大を通じた事業拡大に注力していく。

フードデリバリーでは、出前館やUber Eatsなどが激しいシェア争いを行ない、配達員の争奪戦が発生。1月にはfoodpandaが日本市場から撤退、5月25日にはDiDi Foodも日本におけるサービスを終了するなど、競争激化による撤退事業者が増えており、楽天ぐるなびも続く形となる。