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マイナポイント第2弾、全ての申込みが6月30日開始。合計2万円相当

マイナンバーカード取得者を対象とした、ポイント還元施策「マイナポイント事業」第2弾となる2万円分のすべてのポイント申込みが6月30日からスタートする。

マイナポイント事業は、マイナンバーカードを取得して手続きをした人に対し、選択したキャッシュレス事業者のポイントを最大2万円相当を付与するもの。マイナンバーカードを取得して手続きした人に最大5,000円のポイントを付与するほか、マイナンバーカードを健康保険証に登録すると7,500円相当、公金受取口座の登録を行なうことで7,500円相当のポイントを付与する。

カード取得者に5,000円相当のポイント付与は1月からスタートしているが、健康保険証登録と公金受取口座登録は、6月スタート予定としていた。今回、その開始日時が6月30日に決定し、合計で最大2万円相当のポイント付与が行なわれる。申込み方法などの詳細は追って告知されるが、対象となるのは2022年9月末までにマイナンバーカードの申請を行なった人。

なお、「公金受取口座」とは、給付金などの受取口座を事前に登録していく制度。公的給付の迅速で確実な支給のため、預貯金口座の情報をマイナポータルに登録することで、申請者の添付書類を省いたり、行政の給付事務の簡素化を図る狙い。健康保険証の登録や公金受取口座登録は「マイナポータル」から行なう。

政府では、令和4年度末(2023年3月末)までのマイナンバーカードの全住民への普及を目指しているが、5月14日時点の発行枚数は5,611万枚、人口に対する割合は44.3%としている。また、5月8日時店で健康保険証登録は855万件、6.7%、公金受け取り口座登録は131万件、1.0%。

年度内のさらなる普及に向け、総務大臣は17日付けで地方自治体に向けた書簡を送付し、集中的な周知広報やカードの発行に取り込むよう要請している。