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Snapが手のひらサイズの写真ドローン。米仏で発売

Snapchatを運営するSnapは、写真や動画を撮ってくれる手のひらサイズのドローン「Pixy」を開発、アメリカとフランスで発売した。価格は229.99ドル(約29,965円)。

あらかじめ設定した4つの飛行経路でユーザーを撮影する小型ドローン。手のひらに乗せてスタートし、戻る時も手のひらに着地する「フレンドリーなフライングカメラ」としている。撮影した動画はすぐにアプリで編集や加工が可能で、SnapchatなどSNSに投稿できる。

開発者向けのAR機能を拡充

同社はまた、パートナー企業向けイベントを開催し、月間の利用者数が6億人以上、アクティブユーザー数は3億3,200万人以上になっていることを明らかにしている。

ARサービスでは開発者向けに「Lens Cloud」を発表。これはストレージサービスや位置情報サービス、複数ユーザーが利用できるようにするマルチユーザーサービスなどで構成されている。

ほかにもLens Studioの新機能として、ARオブジェクトのレイトレーシングへの対応を表明し、リアルな表現にも対応していく。アパレルブランドが自社サイトのAR試着機能にSnapのAR試着用カメラアプリを導入するといった形で、AR機能の展開を拡大していく。