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「ハローキティロボット」誕生。NTT東とサンリオがコラボ

サンリオとNTT東日本は、NTT東日本の音声認識・音声合成機能「ロボコネクト」に対応した「ハローキティロボット」を、法人向けコミュニケーションロボットソリューションとして8月18日から販売を開始する。利用料金は、契約期間5年のリースの場合、月額75,900円から。

ハローキティの声で発話し、身振り手振りを使って人との会話をスムーズに行なえる高さ約33cmの小型デスクトップ型ロボット。オフィスの受付、観光施設や駅での案内、プログラミング教育や介護施設での活用など、従来NTT東日本がロボットソリューションとして提供してきた機能に加え、今回新たに子ども向けのレクリエーション機能も搭載した。

ハローキティロボットの「声」は、ハローキティの声を収録し作成した音声合成モデルを活用。発話内容に柔軟性を持たせつつ、ハローキティの声を忠実に再現する。付加アプリケーションを利用すれば、各種情報案内やオフィスの受付など、様々なシーンで活用できる。発話内容や対話シナリオは自由に設定可能。蓄積された会話データを集計・分析し、ニーズにあったコンテンツを追加することで、より利便性の高い案内役に進化させることもできる。

付加アプリケーションは、Microsoft PowerPointと連携するプレゼンテーション機能や、タブレットとハローキティロボットが連動して「声」「音声」「画像」で施設・観光案内を行なう機能、サーマルカメラと連携したAI検温機能なども利用可能。

介護・子供向けのレクリエーション機能は、ハローキティロボットがコンテンツ映像に合わせてクイズや体操などの司会・進行などを行なえる。プログラミング学習にも活用可能で、実際にハローキティーロボットを動かしながら学習できる。

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