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イオン、ストロー・スプーンを紙・木製へ。プラ削減

イオンは、3月以降順次、主要なグループ店舗で配布しているストロー・カトラリー類を、プラスチック素材から紙や木などの素材に切り替える。切り替えはイオンリテール、イオン北海道、イオン九州、イオン琉球が運営する全店舗で行なう。これにより年間で約150tのプラスチックを削減する。

あわせて、プライベートブランド「トップバリュ」で、イオン店舗の資源回収ボックスに持ち込まれた使用済みペットボトルを、容器の原材料として再生した飲料を販売する。これにより年間で約350tのバージンプラスチックを削減できるという。

イオンは、'20年に策定した「プラスチック利用方針」で、事業活動で使用する使い捨てプラスチックを'30年までに半減する目標を掲げ、トップバリュで使用するペットボトルについては、同年までに100%再生または植物由来素材への転換を目指している。またイオンリテールでは、グループ全体に先駆け'25年までに半減達成を目指している。

今回の取り組みはその一環で、これにより年間約500tの使い捨てプラスチック削減、約1,486tのCO2削減に貢献するとしている。