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ANA「鬼滅の刃じぇっと」、羽田格納庫で120枚のデカール貼付け

ANAは、1月31日から就航する特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -壱-」のデカール貼り付け作業を公開した。

テレビアニメ「鬼滅の刃」とのタイアップとして、同社のB767-300ER(JA616A)をベースに特別デザインを施すもの。機内では、限定デザインのヘッドレストカバーやCAエプロン、キャラクターによる機内アナウンスなども行なわれ、2月15日までは下記の固定運行スケジュールで運行される。特別デザイン機の2号機も年度内に就航予定。

デカールの貼り付け作業は、羽田空港のANA格納庫で実施された。デカールは片面60枚、合計120枚で、それぞれ上段と下段に分かれて貼り付けられる。サイズは上段が約1.8×1m、下段が約1.1×1m。全体のサイズは約3×32mになる。デカールには炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助ら、おなじみのキャラクターたちが描かれている。

デカールのイメージ
公開された時点ではマスキングシートが貼られていた
デカールは上下2段、片面で合計60枚貼り付けられる
格納庫に佇むB767-300ER(JA616A)
作業の様子

公開当日は、デカールの本貼り付け作業が行なわれる真っ最中で、貼り付け予定位置に仮貼りされていたデカールを、実際に機体に貼り付ける作業が行なわれた。貼り付け作業は、一旦、仮貼りされていたデカールをはがし、貼り付け予定の機体表面を丁寧に清掃。デカールにはマスキングシートが貼られており、その上から専用器具で空気を抜く作業を行なっていた。

貼り付け予定の機体表面を清掃
デカールの貼り付け
貼り付けたデカールをマスキングシートの上から擦り、空気を抜く

今後は、事前募集した乗客を対象とした成田空港発の遊覧フライトを1月30日に実施。その後、1月31日から定期便として運行が開始される。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable