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自衛隊のワクチン大規模接種、東京は1月31日から開始

自衛隊大規模接種センターの東京会場(21年6月撮影)

防衛省は、東京と大阪において、新型コロナウイルスワクチンの第3回接種に向けた「大規模接種会場」を設置する。東京は1月31日、大阪は2月7日から接種を開始予定。

ワクチン接種の早期化に向け、'21年5月24日から11月末まで展開した「大規模接種センター」と同様の取り組みを3回目の接種でも実施する。ただし、東京、大阪とも前回と会場が異なっている。

東京会場は、大手町合同庁舎3号館を使用し、1月31日から7月31日まで接種。1月31日から1日当たり720回で接種を開始し、2月7日からは1日2,160回へ接種能力を拡大する。

大阪会場は、民間施設の「堺筋八木ビル」を最有力候補とし、2月7日から7月31日まで実施予定。1日あたり960回の接種能力を確保する見込み。

ワクチンは武田/モデルナ社製を使用し、18歳以上の人が接種可能。接種対象者は、第3回目のワクチン接種に限定し、1回目、2回目のワクチン接種は同会場では行なわない。

第3回目のワクチン接種券を持ち、2回目の接種から必要な接種間隔が経過している18歳以上の人であれば、年齢、居住地に関係なく接種する。

なお、前回は東京では1日最大1万回、大阪で1日5,000回を接種したが、今回は前回に比べると規模を縮小しての実施となる。

東京会場は1月28日から、大阪会場は2月4日から、専用ウェブサイトとLINEによる接種予約を行なう。また電話での受付も予定している。予約開始時間やURLなどは別途公表予定。