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メガネをかけるだけで“おうち3D”のVtuberに? 「JINS MEME VTUNER」

ジンズは、センサー搭載メガネ「JINS MEME」(ジンズミーム)を活用し、アバターの表情や動きをリアルタイムに操作できるアプリ「VTUNER」(ヴイチューナー)を公開した。アプリは無料、iOS向けで、実験的プロジェクトとして1年間の配信になる予定。

VTUNERでは、メガネのセンサーが着用者の上半身、視線の動き、まばたきの様子を捉えてアバターにリアルタイムに反映、カメラ映像などにAR合成したアバター動画を生成できる。カメラが不要なため、スマートフォンのアウトカメラで撮影している風景に、リアルタイムに動くアバターを登場させることもできる。

ほかにも、アバターの表情や上半身の動作を選択するアクションボタン(フェイス5種類、ボディ28種類)が用意されるほか、サイズや位置の変更、写真・動画やグリーンバックなど撮影背景の選択、テロップ挿入、アバターデータ(VRM形式)のインポートの各機能を搭載。録画した動画はスマートフォンに保存され、SNSなどに投稿もできる。

JINS MEME

10月に発売した最新型のJINS MEMEはヘルスケアの観点で開発された製品で、鼻当て部分に3点式眼電位センサーや6軸モーションセンサーを搭載するのが特徴。専用アプリで体の状態や集中力を可視化し、セルフケアを提案するという製品になっている。

一方で、新型JINS MEMEのセンサーを活用し、実験的なサービス開発に挑戦するプロジェクト「JINS MEME LAB」も始動、第1弾としてエンターテイメント領域に展開するVTUNERが開発された。パソコン・スマホをメガネで操作するという第2弾も開発中。

最新型JINS MEMEの価格は19,800円。専用アプリ「JINS MEME」はサブスクリプション型サービスとなり、1年間は無料、2年目以降は月額500円または年額5,000円となっている。