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TOKYOワクション、22日から都民以外も登録可能に。15日特典スタート

東京都は、新型コロナワクチンの接種促進のための「TOKYOワクションアプリ」の対象利用者を、11月22日から東京都民以外にも拡大する。都内在勤・在学など、都民以外の人もワクチンの接種記録を登録できるようになる。

TOKYOワクションアプリは、LINEをプラットフォームとし、ワクチンの接種記録を登録し、特典などを取得できるアプリ。11月1日から都民に限定して提供していたが、22日以降は都民以外も利用可能になる。

東京都では特典提供によるワクチン接種の促進に加え、TOKYOワクションアプリをワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)として利用することも想定している。都における大人数での会食は、皆がワクチン接種をし、TOKYOワクションのステッカーを貼った認証店で行なうよう要請しており、店舗での接種の有無をこのTOKYOワクションアプリなどを使って確認するよう求めている。

TOKYOワクションアプリと認証店をセットで訴求し、対策が整った店舗での飲食を促す。ただし、会食するメンバーが都民でない場合は、TOKYOワクションアプリによる接種確認ができないことから、東京都では早期の他県民対応を予告していた。その都民以外の登録が、22日から可能になる。

また、15日からは特典の提供もスタート。160事業者が参加し、店舗での割引やクーポンなどが提供される。特典の一覧は東京都が公開している

加えて、特典に応募できる「アプリで応募」を15日11時30分からスタート。接種記録を登録済みの、都内に住所を有する若年層(18~39歳)に限定した「プレミアム特典」も提供し、NECのパソコン(2台)やグランドハイアット東京の無料宿泊券、読売巨人軍の選手とのリモートトークイベント参加券などが用意されている。

なお特典公開と応募開始の準備ため、15日8時から11時30分まではシステムメンテナンスを実施。その間はマイページへのログインや本人確認書類、接種記録の登録などは行なえない。