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デリバリー配達員に共通の交通安全ガイドライン。Uber・出前館ら14社

Uber Eats Japan、出前館、menu、ライドオンエクスプレスHD、ぐるなびなどフードデリバリー事業者14社が参加する日本フードデリバリーサービス協会(JaFDA)は、自転車および原付を利用した配達業務を対象に、交通安全ガイドラインを策定した。安心・安全に利用できる環境を業界全体で整備・提供し、サービス利用者の増加や業界の発展をめざす。

同ガイドラインでは、配達員への周知・注意喚起、安全対策の徹底、対人対物賠償責任保険や傷害補償の付保など、フードデリバリー事業者とJaFDAが取り組むべき事項を定めている。策定に当たっては、全日本デリバリー業安全運転協議会などの外部専門家や、内閣府・警察庁・厚労省・国交省や都の担当者などの意見も反映した。

JaFDAの末松広行代表理事は、「交通安全ガイドラインの策定を通じて、業界全体における交通安全意識の啓発をさらに進め、これからもフードデリバリーを安心・安全にご利用いただきたい」とコメントしている。ガイドラインは、同協会のWebサイトで公開されている。