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海を望む地上22階の老人ホーム「パークウェルステイト鴨川」

三井不動産レジデンシャルは、千葉県鴨川市で「パークウェルステイト鴨川」を11月1日に開業する。三井不動産レジデンシャルウェルネスが運営し、ライフサポートサービスなど、入居者へのホスピタリティサービスを提供する。

2019年6月開業の「パークウェルステイト浜田山」(70戸)に続く、第2号物件。今後開業が予定されているパークウェルステイトシリーズは400戸以上で、多彩な共用部を取りそろえた大規模シニアレジデンスとなる予定。今回はその先駆けとなる施設で、2020年のHP開設以来、4,000件を超える問合せを受けているという。

ブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスを提供。「亀田グループ」とのパートナーシップによる医療連携や介護サービスや、地上22階建から臨む、海・空・緑の眺望、アクティビティなどを特徴とする。

亀田グループとの医療連携

入居者には、千葉県南部の基幹病院である亀田総合病院をはじめとする亀田グループの医療・介護サービスを身近に感じられる環境を提供。医療連携としては、亀田浜荻クリニックを施設内に開設し、健康管理などをサポートする。

将来介護ニーズが生じたときに備え、介護専用フロアーを設置。専任の看護スタッフ・介護スタッフが24時間常駐し、介護度が重くなっても安心して暮らせる環境を整備する。

施設内のフィットネスルームや屋内プールを利用した、スポーツ医科学専門トレーナーによる運動プログラムなども提供する。

標高46m、22階建からの眺望

建物は、太平洋を望む標高約46mの高台に建つ22階建のトライスター形状。約2/3の住戸からは、太平洋や日本の渚百選に選ばれている前原・横渚海岸の海岸線の眺望を、約1/3の住戸からは山々の美しい緑の眺望を楽しめるという。ダイニング、大浴場、最上階のラウンジからも、海や山々を眺望できる。

建物の足元には約2,200m2の中庭に、日本の棚田百選に選ばれている大山千枚田(鴨川市)をイメージしたKasane(かさね)ガーデンを設置した。

娯楽施設やアクティビティを充実

オーシャンビューダイニング、オーシャンビュープール、ジャグジー、天然温泉の運び湯を使用した大浴場・露天風呂、約1,500冊の書籍を持つライブラリー、ホール、アトリエ、ビリヤード、麻雀ルーム、ピアノルーム、クラブラウンジ&バー、などの娯楽施設を完備。各居室にはタブレットを設置し、共用施設の予約やダイニング、大浴場の混雑状況を確認できる。

周辺の観光資源を活用し、釣りやゴルフ、陶芸、農業などのアクティビティや、周辺大学との連携による生涯学習、サークル活動の創出など地域コミュニティのとの繋がりを促進するプランも提供する。

所在地は千葉県鴨川市浜荻1002番地。敷地面積は約26,526m2、延床面積は約47,415m2。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造。居室数は473戸(一般居室409戸、介護居室64戸)。住戸面積や約40m2台~約110m2台。